愛媛CATVさんで地元出版社各社の本を紹介していただくコーナーがあります。6月9日のオンエアは小社に順番が回ってきましたので、森脇昭介さんの『遺体に学ぶ』をご紹介いたしました。
最近は、著者の方にお願いして、出演(事前収録です)していただいていたのですが、今回は私が収録に出向きました。久々のことで、緊張しました。収録自体は3分程度のコメントを入れればOKなのですが、録画とはいえ、慣れないテレビカメラに向かってしゃべるのは、結構大変です。その点でも、テレビ慣れしている人はそれだけで尊敬します。緊張せずにテレビカメラの前に立つというのは、私ら活字の世界で生きている者にとったら至難の技で、毎日テレビに出演している人の緊張はいかばかりかと推察します。
でも、プロだから案外平気なのでしょうか。それとも心臓にごっつい毛が生えていたりして・・・。なんて失礼なオヤジギャグはさておいて、まぁ、人それぞれですから、私が単に気が小さいからだということにしておきましょう。
今回紹介したコメントは、以下のとおりです。ちょっと長いですけど引用してみます。
こんにちは、アトラス出版です。今日は森脇昭介氏の『遺体に学ぶ~一病院病理医の人生観・死生観』についてご紹介します。著者の森脇氏は、現在の国立四国がんセンターに病院病理医として勤務し、院長も務められた方です。
映画「おくりびと」が外国語映画部門でアカデミー賞を受賞したこともあり、人の死に対する関心がにわかに高まっております。高齢社会の現在、誰もが避けては通れない「死」について、病院病理医として三十余年にわたる勤務の傍ら、多くの文献に目を通して考察してきたことをまとめた本です。
本書の内容は、大きく2つに分かれております。
●第一部は、病院病理医はどんな仕事をしているか。
死因の第一位を占めるガンの症例をはじめ、二千余りの病理解剖に関わり、多くの病理学的診断をしてきた著者が、病気を特定する病理診断の重要性と、一般にはあまり知られていない病院病理医の姿を紐解いています。
●第二部は、死についての考察です。
著者の豊富な医療現場での経験をもとに、人の「死」について、さまざまな角度から述べています。「死とは何か」「死の定義と死の判定」、脳死・尊厳死・安楽死など、医学的見地からの考察にはじまり、その考察は「宗教的死」「文芸作品にみる死」「死刑と死刑制度」など、死をとりまく社会的な観点にまで及んでいます。
遺体を通して「死」というものを見つめてきた著者ならではの、人生観・死生観がここにはあります。ぜひ、ご一読ください。
ざっと以上のような内容です。これは、本の表紙に巻いている帯や、全国の書店用に配るチラシなどをアレンジし、目次から内容をすこしだけ詳しく紹介したものです。
よく見ると、放送向け原稿としてはどうかなという気もします。本の原稿はあくまで、目で読むものだから文章の長さはあまり気にならないのですが、耳から入ることばとしては、一文が少々長すぎるという気がしますね。もっと短く簡潔にしなきゃいけないだろうな。でも、いまさら言ってもしょうがないですね。収録もとっくに終わり、まさに今日オンエアされているのですから。きっと、声が震えてたり棒読みになってたりしているだろうな。反省! 次回はもっと気を付けます。